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山崎豊子の原作「暖簾」「花のれん」「ぼんち」を茂木草介が劇化。柳井隆雄が脚色し、大庭秀雄が監督した文芸もの。撮影は厚田雄春が担当している。

ひとりは落ちぶれたボクサー、もうひとりはボクサー志願の若者。現代の管理社会から疎外された二人の男が栄光の座を求めて、戦う日々を描いた異色作。寺山修司が商業映画で初のメガホンをとった。

(C)東映

やくざであるがゆえに、影から少女の幸せを見守り続ける男。チャイコフスキーのメロディーにのせて、高倉健が男の哀歓を格調高く謳いあげる超大作。名ギタリスト、クロードチアリが初めて映画音楽を担当。

(C)東映

森崎東と山田洋次がシナリオを共同執筆し、山田洋次が監督した喜劇。撮影は高羽哲夫が担当している。

江戸時代を舞台にして、人間の善意を守ろうとする人々の暖かく美しい心の触れ合いを描いた山本周五郎文学の映画化。初恋の失敗談、女の業の哀しさ、生きることの感動、等を三篇に綴り、笑いと涙を盛った文芸作。

(C)東映

団伊玖磨の原案を山田洋次が脚色・監督した「馬鹿シリーズ」第3作目。撮影は高羽哲夫が担当している。

都会という荒野のわずかな安らぎをも脅かす組織暴力に一人正義の炎を燃やす鴨井大介が、愛銃リボルバーを腰に痛烈な撃ち合いを展開する痛快娯楽作。犬シリーズ第８作。

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