筑前黒田藩にある竜神岬の業病患者の館に、九州、いな日本を乗っ取ろうとする一味が集まる。その一味の全貌を暴き、日本の危機を救うために素早く起ち上がった早乙女主水之介の活躍を描く。
火事と喧嘩の華が咲く江戸八百八丁の町火消・野狐三次が、悪旗本を向こうに廻して男意気地の鉄火肌で暴れまわるという、東千代之介の颯爽とした魅力が光る痛快作。
「あゝ同期の桜」の姉妹篇。太平洋戦争末期、一人千殺の特攻兵器回天をめぐり、その創案、試作、訓練から誕生に至るまでのエピソードを経て、初陣菊水隊の特攻までを、祖国愛に燃えた青年たちの群像を通して描いた・・・
東映オールスターキャストがずらり並んだ任侠娯楽超大作。清水一家と国定一家が、飢饉にあえぐ上州の民衆を救うべく、悪代官一派を相手に血煙り上げる大決戦を敢行する。
幕末から、明治、大正、昭和10年代にかけて起きた9つの暗殺事件を、血盟団事件を中心にして綴った日本暗殺百年史というべき作品。全篇を通して反体制の純粋で美しいエネルギーに満ち溢れている。
日本侠客伝シリーズ第2弾。大正初期、高倉健ふんする主人公・藤川が、弟の死を知って横浜から大阪港にやってきた。藤川は、刑務所帰りのやくざの協力を得ながら、仲仕を借金で縛りつけている博徒一家を叩き潰して・・・