若者頭の地位につき分家も許されて一家を持った菅原文太が、組織拡大を急ぐあまり任侠道を踏み外す親分の姿に苦悩し、親分と対立、裏切られ遂にはドスを手に盃を叩き返し怒りを爆発させる迫力大作。
博奕打ちシリーズ第7弾。舞台は九州、年に一度の大花会をめぐる博徒一家の対立、旅の胴師の対決、ガリ札作りの名人の執念、薄倖の女との恋を、格調高く迫力いっぱいに謳いあげる。
バーに集まる女性をカモにして、肉体を貪り、金品をタカるバーテンをめぐり、洋裁学生、三十女、田舎娘、女子大生、女給などが、女の哀れな愚かな姿をさらけ出す。「ひも」に続く夜の青春シリーズ第2作。
富島健夫の原作を映画化。小田原を舞台に大学受験に挑む高校生たちの心理葛藤、若い教師への淡い慕情、クラスメートとの初恋、それに大人たちの恋愛や醜い争いを織り込んで、高校生という「社会」に目覚めようとす・・・
定評のある東映の名物シリーズ、警視庁物語の第二十三話。育ての子に、自分への愛を裏切られたくない母の悲劇を中心に、社会の片隅に虐げられた人々を捜査の焦点において、刑事たちの活躍を描く。
前作「柔道一代」に続き、講道館柔道・本郷四郎対柔術、唐手の対決を描く青春アクション篇。後半は舞台を沖縄へ移した本作では、勝負のスリルを縦横に見せる。