作品詳細
DETAIL新東京行進曲
ストーリー
STORY
新聞記者の真砂隆、建築技師の林三郎、新聞社の発送部員霧山一夫、都電運転手遠藤良雄、拳闘選手北野広、すし屋の亭主小川金一の六人は小学校時代の親友だった。真砂は同僚の婦人記者一ノ瀬文子の愛情に気づかず、都庁に勤める須田美代子を恋している。美代子には林も心をよせている。警視庁の桶警部は真砂の人柄を愛し、自分の娘昭子の婿にしたいと思っているが、昭子は遠藤と恋仲だった。霧山は北野に逢いたがらないが、以前北野の拳闘の相手をして北野の強打で片眼を失明、このことで北野に責任を感じさせたくないという心使いだった。小川は新婚だが、すでに若妻の尻にしかれているお人善し。真砂は文子の協力で汚職事件を調査しその主要人物が恩師須田先生であるのに驚くが、涙をふるってこれを記事にした。しかも美代子は先生の娘だった。この事から美代子は真砂に心を残しながら林の愛を受け入れる決心をした。北野がハワイのフオード選手とのタイトルマッチで優勝バンタム級の世界選手権を獲得した。その喜びの席で霧山と北野は久しぶりにうれしい再会をした。同じ会場で「ミス職場」の発表会があり、昭子が一等に当選するという喜びが重なった。一人淋しげに会場にいる真砂の隣にはいつの間にか文子が来て座っていた。