作品詳細
DETAIL風小僧 風流河童剣
A Boy of Gust Pt.2
ストーリー
STORY
ある年の夏、盤城の国々は異常な日照りに悩まされていた。水はすっかり涸れ果て、残るは河童沼の不気味な水ばかり。だが、この河童沼には、水門を開く者に沼の主・河童仙人のたたりが…という言い伝えがあり、誰も近づこうとしないのだ。しかし、日毎にひび割れる田んぼの有様に一滴の水を求めて醜い争いが続き、見るに見かねた城主の小六は、ついに八田陸斉、玉緒、久太らに河童の水門を開くように命じた。この日照り、実は村人たちの幸福を妬む河童仙人の干からびの術の仕業だった。水門を開かれては一大事と河童仙人は手下の河童男に陸斉らを襲わせるが、忽然と現れた風小僧の正義の風の術の前には、河童仙人の蜘蛛の糸の術も効き目がなく、村の田んぼには久方ぶりに満々と水が湛えられた。これで生気を取り戻した村人たちだったが、日が経つにつれ、次第に河童仙人のたたりを恐れ、城主の小六さえ恨むようになっていった。この心の動きをいち早く感じ取った小六は、河童沼に用水路をつくる決意をする。ところが、この工事監督を命ぜられた影原一真という男はなかなかの曲者で、前々から城主の地位を狙っており、時節到来と河童仙人と通じて河童男の工事の妨害を見逃し続けるのだが…。
(C)東映