あゝ声なき友(1972年公開)
戦友たちの遺書を預かって一人生還した男が、残りの人生を犠牲にして、全国の遺族を訪れ歩き、この訪問を通して戦争のもたらした悲劇を描く。原作は有馬頼義の「遺書配達人」の映画化。脚本は鈴木尚之、監督は今井正、撮影を堂脇博がそれぞれ担当している。
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戦友たちの遺書を預かって一人生還した男が、残りの人生を犠牲にして、全国の遺族を訪れ歩き、この訪問を通して戦争のもたらした悲劇を描く。原作は有馬頼義の「遺書配達人」の映画化。脚本は鈴木尚之、監督は今井正、撮影を堂脇博がそれぞれ担当している。
(c)角川映画
朝吉と清次のコンビが大阪に腰をすえるが、押かけ女房とやくざ志願の少年につきまとわれ閉口する。少年がやくざに利用された末に殺された事で怒りが爆発、暴力団相手に大暴れの娯楽篇。「親子」がテーマのシリーズ第12作。
多感な19歳の少女と、白血病に犯された若き青年画家の悲恋を描いたストーリー。原作は落合恵子の同名翻案小説。脚本は八木保太郎、監督は中村登、撮影を竹村博がそれぞれ担当している。
ベストセラーとなった「吉展ちゃん誘拐事件」の実話記録に基づくドキュメンタリー・ドラマ。2年3ヵ月にわたり、143人の刑事たちを投入した戦後最大の誘拐事件捜査の主任刑事の苦闘を描く。
ラジオ朗読をきっかけに一大ブームを巻き起こし、大ベストセラーを記録した栗良平の創作童話の映画化作品。
交通事故を起こして死んでしまった父親の遺志をついで健気に生きる母子と、一人息子をやはり交通事故で亡くしたそば屋夫婦との温かい交流を描いた感動の物語。
妻の浮気によって人間不信に陥り、唯一飼っているうなぎだけに心を開く中年男と、そんな彼をとりまく人たちの交流を描いた人間喜劇。監督は前作「黒い雨」から8年ぶりにメガホンを取った今村昌平。吉村昭の『闇にひらめく』を、冨川元文と「罠」の天願大介、そして今村自身が共同脚色している。撮影は「BAD GUY BEACH」の小松原茂。主演は「失楽園」の役所広司と、「義務と演技」の清水美砂。第50回カンヌ国際映画祭グランプリ(パルム・ドール)受賞作で、今村は83年の「楢山節考」に続く2度目の受賞となった。97年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。
新宿芸能社を舞台に、藤原審爾原作の女シリーズ第3作。脚本は掛札昌裕と吉川憲一による共同執筆。監督は森崎東、撮影を吉川憲一がそれぞれ担当している。
原作は井伏鱒二による戦争文学の白眉の同名小説。昭和40年「新潮」に「姪の結婚」という題で連載されたのち、翌41年「黒い雨」に改題・出版されるやベストセラーとなった。
刊行当初以来、映画化の念願を果たしたのが名匠・今村昌平。ヒロインは、本作で女優の資質を見事に開花させた田中好子。ヒロインの叔父役・北村和夫は今村監督の小学校以来の親友でもある。