(C)日本の原風景を映像で考える会 わらびのこう 蕨野行(2003年公開) 芥川賞作家・村田喜代子の同名小説を映画化。江戸末期の頃と思われる棄老の事情を民俗に拘ることなく描く。60歳以上の老人だけが住むという村を舞台に、そこで生きる人々の姿を季節の移り変わりとともに、じっくりと見つめていく。恩地日出夫監督の腰の座った演出と共に市原悦子、石橋蓮司らベテラン陣の妙演が光る。