(C)東映
セカンド・ラブ(1983年公開)
ファースト・ラブが甘酸っぱさの代名詞ならばセカンド・ラブはほろ苦さ。都会という名のコンクリートジャングルで生きがいと愛を求めて必死に生きる若き再婚女性を大原麗子が熱演。
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ファースト・ラブが甘酸っぱさの代名詞ならばセカンド・ラブはほろ苦さ。都会という名のコンクリートジャングルで生きがいと愛を求めて必死に生きる若き再婚女性を大原麗子が熱演。
生まれつき体が弱いわがままな少女つぐみと彼女を囲む人々とのひと夏の出来事を描く。吉本ばなな原作『TUGUMI』の映画化で、脚本・監督は「ノーライフキング」の市川準。撮影は「バカヤロー! 私、怒ってます」の川上皓市がそれぞれ担当。
普段大人しい人間が精神的抑圧から「バカヤロー!」と叫び出すまでのシチュエーションを描いている作品。「そろばんずく」の森田芳光が総指揮・脚本を務めた四話からなるオムニバス映画で、監督は新人の渡辺えり子、中島哲也、原隆仁、堤幸彦、撮影は「うれしはずかし物語」の川上皓市と「団鬼六 妖艶能面地獄(1988)」の長田勇市が二話ずつ担当している。
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“愛とはひとひらの雪ほどの確かさもないが、人はそれを求めずにはいられない。”
渡辺淳一原作のベストセラー「ひとひらの雪」の映画化作品。主演は不思議な魅力を持つ和服の似合う人妻を演じた秋吉久美子と地位も名誉もお金もある男の弱さ、だらしなさの中に滲む中年男の色気を熱演した津川雅彦。根岸吉太郎監督の演出が「男と女の激しい愛の形」を鮮やかに描き出す。
若者たちのシティ・ロマンを描いて、熱狂的な人気を獲得している片岡義男の世界。1000万部を突破する驚異的な売れ行きは、若者たちが求めるシンプルな生き方を、最も爽やかな形で示しているからだろう。「もう頬づえはつかない」「四季・奈津子」「ザ・レイプ」で現代に生きる女たちの心理と日常を絶妙たタッチで描いてきた東陽一監督が、KATAOKA-WORLDの最高作「湾岸道路」で、新しい愛のかたぢを追求する。けだるい透明感をただよわせた主人公たちが、人生のターニングポイントをさりげなく走りぬけていく有様が、美しい像で描きだされていく。