狐のくれた赤ん坊(1971年公開)
勝新太郎の生き生きとしたバイタリティほとばしる魅力が、全編に漲る新しいタイプの男性時代劇。東海道は大井川の川越人足、張り子の寅八が笑って、泣かせて夢がいっぱいの時代劇の醍醐味を見せてくれます。
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勝新太郎の生き生きとしたバイタリティほとばしる魅力が、全編に漲る新しいタイプの男性時代劇。東海道は大井川の川越人足、張り子の寅八が笑って、泣かせて夢がいっぱいの時代劇の醍醐味を見せてくれます。
復讐を誓って起つ八人の美女が、艶を競い剣を秘めて波乱万丈!
柳生一族の画策により妻を殺され、公儀介錯人の地位も追われた主人公・拝一刀の、息子・大五郎を連れての復讐の旅を描く時代劇。映画では若山富三郎主演で「子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる」(27・三隅研次監督)以来六本作られ、またテレビでは萬屋錦之介主演で七三年より放送、橋幸夫の歌う“しとぴとぴっちゃん”の主題歌と共に大ヒットした作品の再映画化。製作も兼ねる原作者・小池一雄の念願の企画で、旧作はアクション中心であったものを、今回“親子の情愛”をテーマに書き下ろし、「あ・うん」の中村努が脚色、井上昭が「関東おんなド根性」(69)以来二十三年ぶりに監督を手がけた。主演の田村正和も「日本の黒幕」(79)以来十三年ぶりの映画出演となる。旧作のトレードマークであった、大五郎を運ぶ乳母車がいっさい登場しないのも、今回の大きな違いとなっている。