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黒い雨(1989年公開)
原作は井伏鱒二による戦争文学の白眉の同名小説。昭和40年「新潮」に「姪の結婚」という題で連載されたのち、翌41年「黒い雨」に改題・出版されるやベストセラーとなった。
刊行当初以来、映画化の念願を果たしたのが名匠・今村昌平。ヒロインは、本作で女優の資質を見事に開花させた田中好子。ヒロインの叔父役・北村和夫は今村監督の小学校以来の親友でもある。
グリーンボーイ(1989年公開)
交通事故に遭って半身不随となった息子を励ますために、再びグリーンボーイ(4回戦ボーイ)を目指す元ボクサーの姿を描いた感動作。「おれは男だ! 完結編」に続いて森田健作が製作・総指揮を務める青春映画第2弾で、脚本は「恋はいつもアマンドピンク」の三村渉が執筆。監督は「おれは男だ! 完結編」の石山昭信、撮影は山口鉄雄がそれぞれ担当している。主題歌は、森田健作(「針路」)。
(C)東映
公園通りの猫たち(1989年公開)
渋谷の街で懸命に生きている猫たち、そしてミュージカルスターを目指す無名のダンサーたち。荻野目洋子の主演で、猫と人間の二つのドラマを生き生きと描いた作品。監督は「本場ぢょしこうマニュアル」「ドン松五郎の生活」などの中田新一。
(C)東映
高速戦隊ターボレンジャー(1989年公開)
二万年前、封印で地上のあちこちに封じ込められていた暴魔百族が、ついに地上世界に続々と現れ暴れはじめた。ターボレンジャーと妖精シーロンは力を合わせて戦いはじめる。果たして勝利の光は見い出せるのか?
人気TV特撮シリーズのオリジナル劇場版。
(C)東映
極道の妻たち 三代目姐(1989年公開)
第1作、第2作ともに大ヒットを記録した「極道の妻たち」シリーズの第3作。
キャストは、広域暴力組織坂西組組長の妻・葉月に扮する三田佳子に加え、もう一人の看板スターとも言うべき、かたせ梨乃が出演。男優陣には萩原健一、丹波哲郎、成田三樹夫ら。演出は降旗康男監督、名手・木村大作の華麗なカメラワークも見どころの一つである。
ゴジラVSビオランテ(1989年公開)
(C)東映
桜の樹の下で(1989年公開)
母の恋人は、私の愛人。本当の愛の前には母もない、娘もない。
岩下志麻が渡辺文学の“おんな”に挑戦、娘に嫉妬心を抱きながら対等の女と女の関係になっていく母・菊乃役を熱演する。母を敬慕しながらも女としてのライバル意識を抱く娘・涼子役には七瀬なつみ。中年の魅力とずるさを持った男・遊佐役には津川雅彦。渡辺文学の粋を鷹森立一監督が魅力のキャスト陣で映像化した作品。
ザジ ZAZIE(1989年公開)
座頭市(1989年公開)
居合い斬りの得意な按摩・座頭市と五右衛門一家との戦いを描いたストーリー。子母沢寛の同名小説の映画化で、脚本・監督は「新座頭市物語 折れた杖」の勝新太郎、共同脚本は「森の向う側」の中村努と市山達巳、脚色は「この胸のときめきを」の中岡京平、撮影は「クレージーボーイズ」の長沼六男がそれぞれ担当。主題歌は、JONNY(「THE LONER」)。