(C)2016 映画「女が眠る時」製作委員会
女が眠る時(2016年公開)
妻の綾とバカンスを過ごすため、美しい海辺に佇むリゾートホテルに訪れた小説家の健二は、プールサイドで初老の男が、若く美しい女の身体に表情ひとつ変えず、細部に至るまで丹念に日焼け止めクリームを塗っている様子に目を奪われる。異様な雰囲気を醸し出す親子ほど年の離れた2人のことを時間が経つにつれ、脳裏から離れなくなっていく。健二の執着は、彼らの姿を追い求め、次第には部屋を覗くまでに…。ほんの好奇心から始まった行為は常軌を逸した行動へと変化していき、予測し得なかった衝撃の結末へと突き進んでいく。本作のメガホンを取るのは巨匠ウェイン・ワン。スペイン人作家ハヴィア・マリアスによる短編小説「WHILE THE WOMAN ARE SLEEPING」を日本で撮影することを自ら提案、ウェイン・ワンにとって初となる日本映画の監督に挑む。ワン監督のもとには、自作以外での映画主演は実に12年ぶりとなるビートたけしをはじめ西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリら、日本を代表する豪華な演技派俳優陣が集結。若く美しい女性と男との異常な愛、変わっていく妻との関係、覗きへの罪悪感と止まらない好奇心、エスカレートしていく衝動…、郊外のリゾートホテルという閉鎖的な場所で次第に自分自身を見失っていく男。「狂っているのは、自分なのか。それとも<目の前の現実>なのか」女への執着が狂気へと変わっていく男の姿を、背徳的で官能的な映像美で描く、深淵なる魅惑のミステリー。