(C)東映 牢獄の花嫁(1955年公開) 吉川英治代表傑作を映画化した怪奇捕物篇。八百八町を恐怖に落した謎の架娑がけ斬りの女殺しが呼ぶ次々の怪事件。殺された女の左中指は黒爪で、しかもその指だけが斬り取られるという。この事件にかつて名与力と謳われた塙江漢が乗り出し、一世一代の推理を絞って悪魔の罠を解明する。円熟の芸の境地に達した市川右太衛門が老与力と悪の権化の二役を演じ、謎と戦慄が横溢する血風篇。