(C)2010『桜田門外ノ変』製作委員会
桜田門外ノ変(2010年公開)
黒船来航に端を発する鎖国政策の崩壊。時代の転換期に立つことを余儀なくされた日本。開国か攘夷か。二つの相反する思想は次第に幕府の根幹を揺るがす政治闘争へと発展した。そして憂国の志士たちの秘めたる情熱が臨界点へと達した瞬間、それこそが「桜田門外ノ変」であった。開国を推し進めていた大老・井伊直弼を、尊王攘夷へと傾いていった水戸の浪士たちが打ち倒したこの事件は、後に幕末の表舞台へ立っていく志士たちに大きな衝撃を与え、幕藩体制を終焉へと導くこととなる。本作は、吉村昭の同名小説を原作に、襲撃の指揮を執った水戸藩士・関鉄之介をはじめとする襲撃者たちの、志を胸に事件へと至った過程、そして逃亡の果てに迎える運命を描いた壮大な歴史時代劇大作である。