(c)2007「伝染歌」フィルムパートナーズ
伝染歌(2007年公開)
1933年、ハンガリーで1枚のシングルレコードが発売された。そのタイトルは『暗い日曜日』――。しかし発売から間もなく、この曲を聴いて自殺をする者が続出。ハンガリーではすぐに販売・放送が禁じられてしまう。3年後、『暗い日曜日』はフランスに渡りシャンソンとしてヒットするが、やはりフランスでも曲を聴いたことで自殺する者が相次ぐ。同年、日本でも淡谷のり子が日本語の詩でカバー。国内においても、数人の自殺者が出たという。そして、68年には、作曲者のレッソ・セレシュ自身が投身自殺を遂げるのだった……。“自殺ソング”として知られるこの『暗い日曜日』をモチーフとして、映画『伝染歌』は作られた。単なる都市伝説ではない、実話から紡ぎだされたストーリー。そこには、フィクションとしてのホラー映画の域を超えた、リアリティが息づいているのだ。