風もないのに殺気が動く!音もないのに血が騒ぐ!待っていました居合い斬り!どめくら一人を何故斬れぬ!襲う浪人、追うやくざ!ますます冴える仕込杖! 対立するやくざ双方からその腕を買われて誘われる一方、・・・
座頭市シリーズ十作目、市の師匠彦の市が何者かに殺され、その娘のお小夜は苦界に身を沈めていた、市は大恩ある師匠の仇を討ち、娘を救いだす、ユーモアとペーソスにあふれる二段斬り。
いつ抜いたか、いつ斬ったか、つば鳴りと共に真ッ二つ!めくらやくざの居合斬り!時代劇映画の壁をぶち破る異常な人物の不気味な迫力!絶妙の素材に勝新太郎の魅力結集!