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その恋のおそろしさに、藤十郎の五体はわななき、その恋の陶酔に、お梶の瞳は火と燃えて―絹行燈の灯ががフッと消された!
覆面を斬り落したら顔がない!袴を裂いたら足がない!アッ、胴体だけが宙に浮いている!
歌だ!笑いだ!お色気だ!パット花咲く時代劇!
坊主になっても女は絶たぬ!やくざをやめても喧嘩はやめぬ!直情一代のど根性!
怪しい角笛が聞えると、今宵もまた恐しい白マントのどくろ賊が魔風のように襲ってくる!
荒海をもぐる裸身の美女と、八双無刀流の怪剣士、殺気に満ちた不気味な対決が鳴門の海に渦を巻く・・・・
轟々と猛り狂う鳴門の渦―暗雲乱れ飛んで剣陣燃ゆ、四大スタアが狙うは恋か秘帖か!
美女を小脇に抱え、百尺の樹上を綱渡る醜怪のせむし男!怪奇と爆笑の復讐時代劇!
「源氏物語」の吉村公三郎が構想も新に、満々たる自信をもって世に問う哀愁と情熱の問題巨篇!
海道切っての暴れん坊、鬼よりこわい二十九人が、荒神山に血風まいて、暴れまくる斬りまくる!