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大映ならではの異色企画、雲上人と呼ばれ、宮殿下と呼ばれた主人公の描く清純なこの初恋
処女ありき 処女ありき ひたぶるに夢恋いて春の夜に泣きぬ
春原監督の詩情が醸し出す微笑ましき愛の風景、泌々と描きだされたまごゝろのメロディ
女だけの都・神秘のヴェールに包まれた修道院、そこには肉体と精神の相剋にあえぐ若い女たちのいのちが渦をまいていた！その修道院から彼女をワシづかみにした、逞しい恋の異端者
愛の苦難―現代女性の愛情の方向を示唆した問題作
霧の舗道、もつれあふ男女の影に、猫背の陰が近づいて行く
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