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飛び出したお嬢さん

1947(昭和22年)/8/24公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

斎藤良輔と中山隆三の協同脚本を、渋谷実が監督する。撮影は長岡博之。水戸光子、村田知英子、三浦光子、上原謙が主演する。

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スタッフ

監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

西陣問屋伊勢重のお嬢さん時子は親が決めた縁組を嫌い、今ミルクホールをやっているお由の所へ、いきなり転がり込んできた。お由は隣の扇子屋清吉に頼んで親元へ帰そうとするが、清吉はあべこべに共鳴してお由の迷惑をよそにしばらく泊めることになってしまう。翌朝から早速お由はお嬢さんの連れて来た猫のため、ミルクだの行水だのと動き回され、あきれるお由をよそに時子の傍若無人の生活が始まった。まず清吉はお嬢さんからみつばちが儲かると言われ、すっかり乗り気になり人のよい床屋の正六を騙し、資本を出させたが、停電の為みつばちの一群をフイにしてしまい、その穴うめに正六の大切な商売道具の鏡を道具屋に売り、その金を資本に競馬に行くが、それを預った質屋の息子幸一は途中でスリにすられ、元も子もなくした。それを知った正六は気絶してしまう。さすがに清吉は責任を感じた。表通の荒物屋が田舎に引き上げることになって清吉は早速家主になっている質屋の幸一に娘とみ江を嫁がせ、その後へ自分の店を移したいととみ江に縁談を強いたので、ついに引っ越のドサクサにとみ江は家出をする。実は、とみ江は正六の家に厄介になっている貧乏画家横山に秘かに思いを寄せていたのである。

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