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作品紹介

影法師・寛永寺坂の血闘

1949(昭和24年)/12/25公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

製作は小倉浩一郎。鈴木兵吾の脚本により大曾根辰夫が監督する。撮影は太田真一。主演は阪東妻三郎の一人二役。入江たか子、山田五十鈴で、これに山村聡、山本礼三郎などが出演する。

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スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:

ストーリー

幕府の御金蔵が破られた夜、蔵番士宇津木は既に倒されていた。同僚龍之介は責任を感じ、また宇津木の美しい妻千賀のためにも犯人を捕らえる決心をする。千賀の義弟新二郎、龍之介の浪宅の近くの与力植辰一家。それらが龍之介に協力した。時にニセ金出現!悪政柳沢一派の策動である。これの手先は小山田鉄心で浪人を集めて柳沢の力となっている。その浪人の天堂左近、黙然と酒を飲み、興おこれば横笛を吹く男だが、その手腕に、鉄心も舌を巻くほどである。彼らの隠れ家に来る三味線師匠お夏は左近に首ったけだが近寄り難く思っている。一方怪しい浪人を片っぱしからつけ出した龍之介と新二郎につぶて!「爾今手出し無用」植辰一家へも覆面の影法師が同じ文句を。そこへ龍之介が帰って見合わす顔、それは全く瓜二つであった。ニセ金の被害は拡まっていき、やっきとなった植辰の乾分半次は隠れ家をつきとめたが死体となって戻って来たし、あまつさえ、千賀は龍之介からの使いだとだまされて連れ去られる。急を聞いて龍之介は敵の誘いに乗って単身上野寛永寺坂を行く。殺気みなぎる寛永寺坂に相見る宿命の影法師二つ。

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