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奥様に御用心

1950(昭和25年)/12/22公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

白井和夫の製作で瑞穗監督の原案を、清島長利が脚本を書き、中村登が監督をしている。撮影は厚田雄春。田中絹代プロダクションの「婚約指輪」に次ぐ松竹との提携第二回作品である。出演者は、田中絹代の他、若原雅夫と淡島千景、森雅之、それに日守新一、桜むつ子、飯田蝶子、坂本武などが助演している。

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スタッフ

原案:
監督:
脚本:
音楽:
撮影:

ストーリー

画商相沢良太郎は、結婚記念日を忘れて夜更けに酔っぱらって帰宅したことから妻・福子の激怒を買い、書斎に寝ることを言い渡された。福子はそれ位で気が納まらず街へ出て町子に出会った。町子は夫の五郎が失業したあげく保険の外交員になっているのに愛想をつかし、ドンファン画家辰野に熱をあげているのを知って、福子は夫の心を引きつける策として、辰野に近づき、モデルになったり、熱海旅行をしたりする。町子はそれに刺激され、ついに五郎へ置手紙をしてアパートを出てしまった。面白くない良太郎と五郎とは酒場で酔い潰れてしまった。その酒場のマダムは辰野との間に子供まであるのに、近頃冷たくされて嘆いている女性だった。福子を懲らしめるには、旅行と見せかけ、その現場を押さえるに限ると言われ、福子の誕生日の夜良太郎は家を空けた。その留守に、辰野は福子に招かれてその家に泊り福子を口説こうとするが、福子のために先手を打たれて散々な目に会い、初めて自分のために子供までかかえて苦労しているマダムの有難味を知って彼女の許へ帰ろうと決心した。町子も家出をしてみたが辰野には相手にされず福子の許へ泣き込んできた。一夜を酒場で酔い潰れた五郎と良太郎が慌てて福子の許へ帰って来たとき、今は自分のやり過ぎを悔いた福子のとりなしで、二組の夫婦はめでたく和解することが出来たのであった。

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