作品検索

作品紹介

善魔

1951(昭和26年)/2/19公開 108分    
配給:松竹 製作:松竹株式会社

製作は小出孝で岸田国士の原作より、野田高梧が木下恵介と共同で脚色している。監督は「カルメン故郷に帰る」に次ぐ木下恵介の作品である。出演者は淡島千景、俳優座の千田是也、森雅之、桂木洋子、笠智衆、小林トシ子など。他に三國連太郎の芸名で新人がデビューし、同名の役を演じている。

NO IMAGE

スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:
編集:

ストーリー

T新報社の社会部記者三國連太郎は、部長の中沼より、家出をした某官庁官吏北浦氏の妻伊都子の動静をさぐるように命じられた。個人の私事に立ち入ることを潔しとしない連太郎も、渋々ながらまず長野原に隠棲する伊都子の父を訪ね、伊都子の妹三香子の案内で久能山麓の親友の家にいる伊都子に会いその心境をきいた。家出の理由は、ただ夫北浦と性格の合わないことを発見したからだという伊都子の説明のまま、連太郎は新聞に発表しないことを約して帰ったが、他の新聞社が「昭和のノラ」などと書き立てたので、連太郎もこの会見記を記事にした。中沼は結婚前の伊都子とは友達でお互いに深い好意を持っていたので、この事件をあばき立てることを好まず、それが社長や編集長の気に入らず左遷されようとした。連太郎と三香子との間にはこの事件以来淡い恋が芽生えていたが、更にこの事以来、伊都子と中沼との間にも文通があり、中沼の心は再び伊都子にひきつけられて行った。日頃肺の弱かった三香子が重態に陥ったとき、伊都子は静岡から長野原への途次中沼に遭い、その心を打ち明けられるが、北浦との離婚問題とそうしたことが一緒になって考えられるのは嫌だからとことわった。中沼はこれまで関係のあった女鈴江とも手を切ってしまった。長野原に行っていた連太郎は、死前の三香子と結婚式をあげたいといって中沼を立会人に頼みに帰って見ると、中沼は社もやめ、北浦にも伊都子に対する気持ちをぶちまけてしまっていた。

NO IMAGE

受賞歴

ブルーリボン賞新人賞(三國連太郎)

ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)