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東京のお嬢さん

1951(昭和26年)/7/6公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

製作は山口松三郎、北村小松の平凡掲載の原作から池田忠雄と池田三郎とが共同で脚色、瑞穂春海が監督し、同じく布戸章が撮影を担当している。主演は月丘夢路、鶴田浩二、有島一郎、吉川満子、清水一郎、河村黎吉、日守新一、堺駿二など。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

有名な植物学者を父に持つ高柳登美子の家と、細菌研究の若い学徒飛島正彦の家は隣り合わせであった。登美子は歌が好きで朝早くから歌ってばかりいるので正彦は研究を妨げられるので歌なぞ歌って遊んでいる奴にロクな女はいないと罵った。登美子はそれに反発して周旋業の山田の家へ押しかけ就職をする。山田の家へはそれ以来連日千客万来だが実は登美子目当ての客ばかりで実にならない。しかし、正彦は家を売って引っ越してしまい、そのあとに神林家が越して来た。同家の書生三熊は猛烈な登美子ファンになる。貸間案内で来た塩沢製薬の総務部長毛並は登美子にモーションをかけ手ひどく肘鉄をくらうが、そのおかげで、登美子は塩沢製薬の社長の秘書に採用された。ある日社長の用件で尋ねた先が正彦のところで、登美子はまたまたここで正彦と喧嘩してしまうが、登美子の父の取りなしで正彦も塩沢製薬の研究室へ勤めることになる。しかし登美子と正彦は相変わらず喧嘩をしつづけ塩沢社長が首をひねった結果二人を結婚させるより他に手がないという結論に達して、二人はついに会社の辞令によって結婚を命じられた。仲の悪い二人が、実は心の底では猛烈に愛し合っていると悟った社長の粋なさばきであった。

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