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作品紹介

適齢三人娘

1951(昭和26年)/11/30公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

製作は小倉武志、ラッキー連載の中野実原作『乙姫樣御上陸』から、中山隆三が脚色し川島雄三が監督に当たっている。撮影は西川亨。主な出演は津島恵子と小林トシ子、細川俊夫、若原雅夫、幾野道子などのほかに、吉川満子、坂本武、西條鮎子など。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

松川家は母娘水いらずの三人暮らしで、銀座の洋品店に勤める妹娘素子の収入と僅かな財産とでつつましく暮らしていた。姉の奈彌子は元華族京町保雄と婚約していたが、突然理由もなく破談にされ、怒ったのは姉よりも素子で、京町のアパートへ談判に出かけた。寝込みを襲ったのはよいが、相手は引っ越して来たばかりの見知らぬ青年であった。その足で京町の事務所を訪ねると、京町は新宿の親分鈴川大六の娘という女性と一緒にいた。そこへまた今朝の青年がとび込んで来たので、素子はそうそうに引きあげた。その午後素子が銀座の店で働いていると又々今朝の青年が、こんどはカメラマンのケン坊というのと一緒に現われた。彼は武林七郎と名乗り雑誌スマイル社の記者で、斜陽族の街頭進出ぶりを記事にするため京町や素子を追っていたと判明、改めて二人は好意を感じ会った。しかし、素子に縁談があり、見合いをしなければならぬ破目になり、姉の奈彌子に代りに行ってもらったところ、相手の佐伯正彦も代理人に武林を派遣した。奈彌子も武林にすっかり好意を持ってしまった。

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