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作品紹介

相惚れトコトン同志

1952(昭和27年)/4/18公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

小倉浩一郎の製作で、川島雄三が鹿島孝二の『平凡』所載の原作から脚色し、監督している。撮影は西川亨。主な出演者は、高橋貞二、小林トシ子、吉川満子、岸恵子、井川邦子の他、久保幸江が出演している。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

山の手のある花柳界のまん中にある「寿司清」の夫婦は、戦死した息子の友達・都留貞二を二階に下宿させていたが、両親のない貞二をゆくゆくは自分たちの養子にするつもりで、その嫁さがしに夢中になっていた。貞二は養子の件には異存はなかったが、彼はすでに矢場の娘加代子と愛し合っていた。ところが清造夫婦は加代子の父源造と仲が悪く、隣家の阿波屋の唄好きの娘初江をと心に決めていた。貞二は学校を卒業すると清造夫婦の期待にそむいて民間放送会社に入社した。その貞二に若い芸者雪千代も、放送会社の佐藤藤平の姪トシ子も想いをよせた。加代子は清造夫婦が貞二と初江の縁談を進めていることを知り、その上大島の御神火まつりの現地録音に貞二と雪千代とが一緒に行ったときいて、すっかりしょげてしまうが、やはり大島へ貞二のあとを追って行く。貞二には会えなかったが雪千代の口から彼が加代子のことだけを想っていると聞いて、東京のさくら祭りの仕事をしている貞二の許へ駆けつけた。

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