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作品紹介

娘の晴着

1952(昭和27年)/11/27公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

製作は大町龍夫が担当、北条秀司の部隊劇「女將」から、沢村勉が脚色し、萩原徳三が第一回作品として監督に当たっている。撮影は鶴見正二。主な出演者は、水谷八重子に北龍二、桜むつ子、小林十九二に、新人宗方正など。

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スタッフ

原作:
監督:
脚本:
音楽:
撮影:

ストーリー

大川端の料亭「さかづき」の女将恵美は娘の陽子の結婚式にどうしても打掛けを着せてやりたいと考えている古風な女だった。そこで婚約者健一がラグビーの祝勝会で酔態を演じたことで少なからず不安を感じたりした。しかし間もなく陽子の結婚式は盛大に行われた。恵美の心尽くしの打掛けを着た陽子の花嫁姿は人々の眼を見張るような美しさだった。陽子の居なくなった家でその夜恵美は夫の貞次郎と一緒にしみじみ娘を偲び過ぎし昔の思い出にひたった。貞次郎にすすめられて恵美は打掛けを羽織って見るが、それは若い頃苦労をしつづけた恵美が夢に描いた晴れ姿だった。

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