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作品紹介

美貌と罪

1953(昭和28年)/8/26公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

植草圭之助のオリジナル・シナリオを岩間鶴夫が監督している。製作は山本武。出演者は淡島千景、高橋貞二、淡路恵子、幾野道子など。

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スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:

ストーリー

美貌の戦争未亡人昌子は、老母と子供を抱え、妹の悠紀子と四人暮らし。悠紀子は新聞社の交換手で家計を助けている為、恋人の青年記者本多亮介と結婚出来ない。それを不憫に思う昌子は、キャバレーに勤め替えして妹を結婚させてやる。その頃昌子一家は住居を追いたてられていたが、偶然出あった女学校時代の友人太田公子の世話で家を借り、公子の会社に就職する。公子は実業界に時めく河田工業社長をパトロンにして、彼女自ら会社を営み、密貿易等をやっている。亮介は職業柄、これに気づいて昌子に注意するが、時遅く昌子は公子の口車に乗り、河田と結託する政治家の手籠めにあう。友情と肉体を蹂りんされた昌子は、怒りに燃えて公子と衝突し、河田に公子が秘書の隈部と不倫な関係にある事をばらす。公子の失寵から、昌子は深入りして河田の寵愛を受ける事になるが、それも老獪な河田の手先に使われている最中、旅先で公子と遭遇して激論し、公子を列車から落としてしまう。

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