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怪人二十面相・第一部人か魔か?

1954(昭和29年)/12/8公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

児童向娯楽映画として製作されたもので、「少年」連載の原作を小川正が脚色、弓削進が監督に当たり、長岡博之が撮影する。若杉英二をはじめ、沼尾釣、藤乃高子、草間百合子、須賀不二夫、細谷一郎、山形勲らが出演。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

二十の顔を持つ男怪人二十面相が毎日のように大東京を荒らし回る。渡米中の名探偵明智小五郎の留守を預かる小林少年以下の少年探偵団と秘書の高安玲子は口惜しくてならなかった。少年探偵団の一人荘二の父羽柴博士は原子炉の秘密設計図を完成したが、その頃長男荘一が中共から帰国し、その祝賀会の日、設計図を取りに行くと怪人から手紙が来た。中村係長以下の厳重な警戒にも拘らず、怪人は意外にも荘一に、扮装して設計図を奪った。荘一はすでに戦死していたのである。彼は更に荘二を負傷させ、松野運転手を殺して彼になりすまし、荘二を自動車で誘拐した。そして彼と身替わりに、羽柴家の家宝観世音像を要求し、トラックを乗りつけて荘二と引換えに観音像を受け取り警察の追跡をまいて巣窟についた。だが二つに割れた像の中から、颯爽と姿を現わしたのは明智小五郎。彼は設計図を奪還して去ろうとしたが、落とし穴にかかって転落する。

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