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青銅の魔人・第三部恐怖の天守閣

1955(昭和30年)/1/9公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

「怪人二十面相」に次ぐシリーズ作で、原作、脚色、撮影共に同一スタッフ。監督は穂積利昌。諸角啓二郎と中村俊介、こけし座の高山武男らが出演。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

明智小五郎探偵はじめ中村捜査課長等五人は、青銅の魔人窟で落とし穴に落ち込んだが、明智の機転で危うく難をのがれた。奥へ進むとビロードの部屋に、探していた水野が縛られていたが、明智はこれを怪人二十面相と看破した。怪人は咄嗟に灯を吹き消して姿をくらまし、外で五人の安否を気づかっていた人々の前へ、今度は明智の変装で現れ車で逃げ去った。車の中には明智の英断で小林少年が隠れていた。本ものの水野を助け出した明智等は少年が送る短波の発信によって後を追ったが、二十面相は車を止めると、とある焼ビルの巣窟に少年を拉致した。待機していた手下共と少年を縛り上げると、彼等はロープ伝いにボートで隅田川から品川沖へ逃走してしまった。少年は、不思議にもその時現れた透明人間に救われたが、その後透明人間は銀座にも現れるようになった。明智は秘密地図の半分を探す為、水野の旧領地佐賀に飛んだ。一夜、古老赤星が預かっていた先々代の遺言状が盗まれ、老人も連れ去られた。老人を捕えたのは青銅の魔人である。魔人はうす暗い一室で、地図の秘密を得ようと赤星を拷問した。その時透明人間の見えぬ手が遺言状を奪った。魔人は物凄いうなり声を上げて透明人間に挑戦したが、透明人間は用意の塩酸ビンを投げつけた。透明人間のあざ笑う中で、魔人の全身の鉄は煙をたてて燃えあがっていった。

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