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駄々つ子社長

1956(昭和31年)/2/12公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

船山馨の小説を柳井隆雄が脚色し番匠義彰が監督、生方敏夫が撮影を担当した。主な出演者は大木実、加東大介、小山明子、藤乃高子、関千恵子など。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

父から受けついだ会社を経営の不手際から潰してしまった大助は、身分をかくして叔父の六兵衛のゴルフ友達で金春レーヨンの社長金剛春吉の会社に修業のため小使いとして勤めることになった。大助はその会社で事務員をしている香月阿矢子を知った。阿矢子は大助を愛するようになった。会社では今度アメリカから新しい機械を入れる入れないで社員が二派に別れていた。反対派は会社の研究所の技師桑戸であり、賛成派は総務部長の五反田達で、彼等は社長令嬢で秘書の冴子を味方に入れて、二世バイヤーのジョージ・藤沢と組んで盛んに機械購入を画策していた。大助は賛成派を怪しいとにらみ、六兵衛の愛人の芸者ぽん太や、経理部員の良平を父に持つ阿矢子と手を結んで調査にのり出した。最初は犬猿の間柄であった桑戸と大助もお互いの目的を了解しあい、やはり協力することになった。ジョージは機械購入の話にことよせて冴子を箱根に連れ出した。丁度ぽん太から、ジョージがインチキバイヤーであることをきかされた大助は後を追い、冴子を救い出した。五反田達はジョージと結んで古い機械を会社に買わせジョージから莫大なリベートを貰おうとしたのであった。折りしも桑戸の研究する新機械の完成も近づいた。会社の恩人となった大助は春吉に冴子を貰ってくれないかと言われた…。

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