作品詳細
DETAIL台風騒動記
ストーリー
STORY
のどかな海辺の町ふぐ江に台風が荒れ狂った。家は倒れ田畑も流された。役場の前には救援物資を求める町民たち。二階の会議室では森県会議員を中心に山瀬町長、友田議長、ボスの川井釜之助などが町議会の真最中。森県議の入れ知恵で、台風災害に便乗、台風で倒れそこねた小学校舎を壊し一千万円の政府補助金を取り私腹を肥やそうと皮算用に会議は踊る。しかし危険校舎とはいっても当の学校は健在。教科書を失った子供たちのため妙子先生は資金集めにおおわらわ。代用教員の役目は専ら煽られ役である。町議会は町長の責任で校舎取り壊しに決まり森県議は配下の堀越組を派遣する。大蔵省からは監査官が来るという。校舎は砂煙をあげて倒れた。子供たちの眼に教室を奪われた悲しみの涙が光った。一方町長夫人みえは監査官を買収しようとバス停留所で見張りをしていると、一人の青年がバスから降りた。みえは、この青年吉成幸一を監査官と思い料亭へ連れこんで大サービス。川井議員からは二万円の袖の下、芸者静奴まで罷り出た。ところが静奴の話で幸一は人違いされたと知り、彼が訪ねる友人の務の家に逃避行。その頃本物の監査官山村は町長らにニセ陳情を決めつけていた…。
受賞歴
AWARDS
毎日映画コンクール男優主演賞(佐田啓二):ブルーリボン賞主演男優賞(佐田啓二):ブルーリボン賞助演男優賞(多々良純)