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作品紹介

煙突娘

1958(昭和33年)/10/14公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

水谷良重を中心としたミュージカル・コメディ。水上伸郎と安倍徹郎のオリジナル・シナリオを前田昭が第一回作品として監督した。撮影は栗林実。主演は水谷良重、菅佐原英一、若原雅夫。他に片山明彦・関千恵子・北原隆らが助演。

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スタッフ

監督:
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撮影:

ストーリー

ちょっとドライで、ちょっとウェットな現代娘・山鳩ルミは大学教授を父に持つ踊り子だ。素晴しい四肢、ハスキー・ヴォイス、ファニイ・フェイスという魅力の持ち主。ルミを得んとする五人の青年グループがある。彼等はルミの父の教え子だ。舞台が休みの日、彼等の待つ喫茶店に出かける途中、チンピラに妨げられたとき、ルミは得意の合気道で片づけてしまう。それが新聞に出たため、父はカンカンになった。彼女を家庭的な娘にしたいばかりに、父は五人組につき合い、その中の一人と結婚させると宣言する。さてその五人の作戦は、最初、雑誌記者・佐々木君は江の島に連れ出したが、完全に裏をかかれ近づけられず、挙句は洞窟で気絶させられてしまった。ビヤガーデンに勤める社長令息・天野君は親父を口説き店に招待することに成功したが、敵はさるもの、三十人余の踊り子を従えて現れ、ドンチャン騒ぎ。哀れ、彼は翌日からボーイへ格下げと相なった。さて、三番打者・山田君は保険会社員。趣きを変えて観光船興安丸に案内し、ロマンティックなムードにひたらせようと思ったが、ルミは船内の歌合戦に出場、鐘を鳴らしてしまう。審査員神山は彼女をプリマドンナとして迎えたいと思った。そのとき、ルミにいつかのチンピラが躍りかかったが、みんな海中へなげこまれた。プロ野球選手の島村君は山中湖へ連れだしたが、キザな行動で軽蔑されてしまった。最後の金原君は建築技師。逆にルミが遊びに行くと、女の来る所でないと怒られてしまう。

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