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母と娘

1961(昭和36年)/7/9公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

小糸のぶの原作を成澤昌茂が脚色し、川頭義郎が監督したハイティーンもの。撮影は荒野諒一が担当している。

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スタッフ

原作:
監督:
音楽:
撮影:

ストーリー

文華女子学園に通う尾崎ひろみは、ある日、友達と大磯ロングビーチへ遊びに行った。プールサイドで誤って中年の美しい婦人を突き落としてしまった。ひろみは素直にあやまった。中年の婦人は、銀座のバー・ポルモスのマダム弓子で、同行の紳士は銀座に洋品店をもつ河瀬だった。帰りにひろみは河瀬と銀座へ行き、ポルモスを訪れた。そこに居合わせていたノンプロ野球の花形選手近藤とドドンパを踊ったりした。夜遅く帰宅した彼女は父の健介に叱られたが、姉の伊久子が取り持ってくれた。翌日の夕方、多摩川沿いを散歩していたひろみは、虫とりをしている青年を手伝った。権次郎という学生で、夜店で虫を売るアルバイトをしているという。ひろみは、それから夜店の手伝いもするようになった。ある日、ひろみは近藤の出ている試合を見にいき、その帰り、彼と外苑をドライブし、唇を盗まれた。翌日、彼女は学校やポルモスへマスクをかけて現われた。伊久子はひろみがポルモスのマッチを持っているのを見て驚いた。マダムの弓子は、ひろみの生みの親だったのである。ひろみは母は死んだと思っていたから、これを知ったらショックを受ける。伊久子は弓子にひろみを近づけないよう頼んだ。近藤はポルモスの女給マリと深い仲になった。潔癖なひろみはそれを知ると近藤との交際を止めた。ひろみは河瀬から弓子が母であることを聞いた。彼女は父と母を和解させようとしたのだ。そんなひとみを、権次郎がなにかといたわってくれた。弓子が資金ぐりで30万の金に困っているのを知ったひろみは、父の顧問料の28万円を無断で持ち出し、それを父からだと言って弓子に届けた・・・。

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