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作品紹介

背くらべ

1962(昭和37年)/6/3公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

師匠の木下恵介監督が愛弟子のために自ら企画し、同門の山田太一助監督が脚本を執筆、大槻義一が監督した純愛メロドラマ。撮影は小原治夫が担当している。

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スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:

ストーリー

富士山を望む富士吉田市。この町の一隅に勝田操の一家があった。長男の貞夫には村上という織物工場の一人娘愛子という恋人があり、母の操、弟の勉はそこで働いていた。貞夫は弟の勉だけは大学にやりたいと、母の操と相談していた。ある日、貞夫の工場で当然先輩の向井がなると思われていた係長の椅子に、東京から別の人間が迎えられた。このことは貞夫にとってショックだった。この工場にいてはいつまでもうだつが上らないという焦燥の念がおきたのだ。だが、愛子の両親は貞夫を婿養子として、織物工場の後継ぎにしようと思っていた。こんな状況の貞

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