1962(昭和37年)/8/5公開
配給:松竹 製作:松竹株式会社
高橋二三のオリジナル・シナリオを酒井欣也が監督した喜劇。撮影は森田俊保が担当している。
練馬鑑別所に腕にエンゼルの刺青を彫った「天使のマリー」と呼ばれる娘ペテン師が収容されていた。補導員の松谷先生も手を焼くズベ公だったが、根は純情で正義感の強い少女だった。ある日、そのマリーが脱走した。そして、彼女と瓜二つの高校生岡部晴子にめぐり逢った。晴子は両親に叱られて家出して来たのだった。家へ帰りたくないという晴子の言葉にマリーは、お互いの服をとりかえ、マリーが晴子に、晴子がマリーに、変装してしまった。自動車事故で記憶喪失したと称して、うまうまと岡部運動具店に入りこんだマリーは「ネリカン」時代の癖がでて