作品検索

作品紹介

コレラの城

1964(昭和39年)/10/15公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

田坂啓がシナリオを執筆、菊池靖と丹波哲郎が監督したサスペンス時代劇。撮影は小杉正雄が担当している。

NO IMAGE

スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:

ストーリー

竜ノ口藩は回船問屋阿波屋千代蔵に命じた密貿易で莫大な砂金を蓄えた。しかし一年後全国に蔓延したコレラで死者続出、おまけに密貿易の科で城主は切腹し、藩は取り潰され竜ノ口城は死の街と化した。それから二ヶ月、荒廃した城下の旅篭、奈可川屋は砂金につかれた亡者共で賑わっていた。浪人秋月左近もその一人だ。一方、阿波屋の用心棒黒木耀蔵は竜ノ口城の築城家幽斎を責め、砂金のありかを吐かせようとしていた。また、旧竜ノ口藩江戸留守居役田井中典膳をはじめとする虚無僧の一団も、幽斎を奪回しようと暗躍をはじめた。典膳らは、生き残った佐代姫をたて、竜ノ口家再興をくわだてたのだ。そんなある日、左近は典膳に幽斎救出に力をかしてほしいと懇願された。事情を知り、同情した左近は、黒木をだまし、幽斎を連れだす計画をたてた。しかし、そんなとき、阿波屋が帰ってきて計画は頓座した。阿波屋は、連れ帰った幽斎の娘千里に地獄の責苦を与え、ついに幽斎に砂金のかくし場所を書かせた。これを知った左近は、腕にものをいわせて、絵図面を強奪した。が、ふとしたことから、佐代姫に出会った左近は、その絵図面が偽ものなのを知った。佐代姫は砂金のあり場所を知っていたのだ。翌日、阿波屋に捕えられた佐代姫を逃してやった左近は、明日の再会を約束した。しかし当日佐代姫はこず、阿波屋を追って入った城内では、黒木のために阿波屋は殺されていた・・・。

NO IMAGE
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)