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作品紹介

続青雲やくざ・怒りの男

1965(昭和40年)/11/20公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

池田一朗がシナリオを執筆、長谷和男が監督したアクションもの。撮影は小杉正雄が担当している。

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スタッフ

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ストーリー

東京のやくざの中でも仁侠の道に生きた小牧組は、三代目信次の代になって、土建屋として再出発した。初仕事としてある市の埋立工事を請負った信次は、子分の浅岡、金井、室田、半次、中子らと現場へやって来た。そこでは土地のやくざ花輪組と火の玉組とによって支配され、信次たちは、給料のもらえない季節労務者を救う仕事から始めなければならなかった。花輪組の賭場から労務者の給料を取り返した信次に、労務者は感謝し、慣れない信次の工事を助けた。だが仕事に厳しい現場監督の注文はきびしかった。そんな中で花輪組が信次らを妨害した。喧嘩沙汰の絶えない工事現場に、街の住民は騒然となった。一方火の玉組は花輪組と小牧組を対決させて、漁夫の利を得ようと企んでいた、そして花輪組の名をかりて、小牧組の工事場の柵破りをくわだて、花輪組も殺し屋寛太を飯場にさしむけた。しかし寛太は、信次の腕っぷしの強さに敬服の念を抱いた。柵破りに怒った信次の子分たちは、柵破りの一人をつかまえ、花輪組につき出した。計画の失敗を知った火の玉組はこの件にうろたえ、生き証人を殺害した。花輪組と火の玉組の対決が日増しに激しくなっていった。街の人々は恐れ仲裁を信次に頼んだ。信次は花輪組の助っ人として乗り込んだ関口に仲裁を依頼したが、関口は、単身二つの対立の中に入って事を静めようと考えていた。関口のすすめで、越川の大親分を訪ねた信次は、越川に「やくざは半端者の花火にすぎない」と言われ、落胆した。そんな信次を待っていたのは、花輪組が中子をさらって強姦し、彼女が死んだということであった・・・。

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