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昭和元禄ハレンチ節

1968(昭和43年)/8/30公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

田波靖男が脚本を執筆し、市村泰一が長谷部利朗と組んで監督した喜劇。撮影は小杉正雄が担当している。

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スタッフ

脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:

ストーリー

飲む、打つ、買うの好きな森本は日宝製薬の営業部員で、ある日社員旅行の幹事を引き受けた。箱根の宿で宴会が始まってみると、隣でもやはり宴会が行われていた。よくみると、日宝のライバル東洋薬品の社員、吉村、氏家たちである。両者の反目は、ついに乱闘にまで発展してしまった。そんなある日、大阪の有数な薬問屋の若社長が上京してきた。森本と吉村は、お互いに対抗意識を燃やしながら若社長に接近したが、当の若社長はさんざん二人に接待させた挙句、取り引きを蹴ってしまった。後に残ったのは料亭やクラブの請求書で、二人は会社から大目玉を食ってしまったのである。森本をなぐさめたのは研究所の大沢博士だったが、森本はその娘の晴美には一目惚れしてしまった。翌日、晴美の勤める銀座ファーマシーを訪れた森本は、そこで吉村と出会った。吉村もまた先日の失敗で、ファーマシーの派遣店員に格下げされたのだ。二人は再び、晴美を間に争うことになったのである。そんな時、金にならない研究ばかりしている大沢がクビになってしまった。晴美の愛を得たさに、森本と吉村は大沢の研究材料を揃えてやるのだった。しかし、そのため二人もまたクビになってしまった。一方、大沢はガンの新薬を発明し、新薬の特許を二人に任すことにした。新薬の発明に、二人をクビにした会社のお偉方が駆けつけてきたが、二人はさんざん接待させた挙句、会社の申し出を断って、溜飯をさげたのだった・・・。

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