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新宿育ち

1968(昭和43年)/9/4公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

成澤昌茂がシナリオを執筆し、長谷和夫が監督した風俗もの。撮影は丸山恵司が担当している。

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スタッフ

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音楽:
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美術:
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ストーリー

夏のある日、島村君枝は国電の中で財布を掏ろうとして失敗し、ヒゲ面の若者鯨井に捕まってしまった。鯨井にひきずられるまま大久保の旅館に行った君枝は、鯨井に身体を奪われてしまった。つづいてレズビアンバー“オーヅカ”に連れられた君枝はそこの常連である鯨井の情婦よしみや繁子、明美、たま子を紹介された。彼女らは鯨井のボディーアートに陶酔し、彼のとりこになっている女たちだった。ところが、よしみはいつしか鯨井に嫌悪を抱くようになり、“オーヅカ”のバーテン子安を愛するようになった。よしみは、子安を誘惑するが彼は一向に燃えなかった。子安は喫茶店清月堂社長の半田に拾われ、可愛がられてホモになってしまったのだ。それから数日、半田はよしみを彼の別荘で開いたハプニングパーティに招待した。そこへ来ていた明美は、レズビアンにふけり、半田は鯨井や子安と組んで、君枝を犯してしまった。その後、よしみと子安は夜の浜辺を歩いた。そこでよしみは子安を口説いたが、半田と奇妙な関係にある彼は、すっきりしなかった。浜辺に一人残されたよしみは、学生風の三人組に襲われた。そんなことがあってよしみは蒸発した。二ヵ月たって帰って来たよしみの肌には、子安が好きなガーベラの花と彼の名前が彫ってあった。子安ははじめてよしみの愛を知った。ガーベラの花と白い肌は、子安を惑わせ、いつしか同棲生活に入っていった。だが子安の働きでは、その生活も長続きしなかった…。

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