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夏の秘密

1982(昭和57年)/9/18公開 92分 カラー   
配給:松竹 製作:松竹 / オスカープロモーション

二人の女子高生が、突然自殺した級友の謎をさぐる内に、教師殺人事件を解決するというパンジー(北原、真鍋、三井)主演の青春ミステリー作品。小林久三の同名小説の映画化で、脚本は池田一朗と東条正年による共同執筆、監督は本作がデビューの川上裕通、撮影は満井坦彦がそれぞれ担当している。

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スタッフ

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ストーリー

東京オリンピックが華やかに開催されていた時、逃亡中のヤクザ・北林佐吉が真山刑事に射殺され、北林の妻は間もなく女の子を産み病院から姿を消した。それから18年後の夏、ちえみとチャコの通う高校に、佐和子が転校して来る。三人は八浪コーチの水泳部員としてすぐに仲良くなった。両親のいない佐和子はラーメン屋に住み込みで働いており、ある夜、教師の倉原に呼び出される。彼は彼女が18年前に死んだ北林の娘だと知っており、ある人物に会わせてやるというが、待ち受けていた車に轢き殺された。逃げのびた佐和子は、翌日警察の取り調べになぜか口を閉ざす。そして小村教師が、先月、倉原の子を堕ろしたため疑われ、取り調べを受けている最中、千葉の館山で佐和子自殺との知らせが入った。キャンパスに衝撃が走った。やがて水泳部に白紙の小田原城の絵葉書が舞い込んだ。ちえみとチャコは佐和子が生きていると信じ、彼女の育った小田原の愛育園に行き、園長より彼女の自殺は八浪と彼女のしくんだ狂言であり、絵葉書も学園から投函したことを知らされる。そして、ちえみの愛犬が佐和子を古い映画館の楽屋で見つけ、再会する三人。その頃、小村が自宅で殺されていた・・・。

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