1986(昭和61年)/8/2公開 57分 カラー
配給:松竹(受託配給) 製作:日本サンライズ
異星人の攻撃で全滅した地球コロニーに生き残った少年少女の姿を描いた「銀河漂流バイファム」の新作オリジナル。原作、監督は神田武幸。脚本は「メガゾーン23 III」の星山博之が担当している。主題歌は、TAOの「HELLO VIFAM」。
ジェイナス号は74時間前から敵のテリトリーに進入していた。キャプテン・スコットはクレアたちに、のぞきの犯人として誤解されてしまう。何とか誤解をとこうとスコットは行動するがが、クレアたちは納得してくれない。キャプテンとしての自分を信用してくれないと怒ったスコットは、ジェイナス号を飛び出して行く。だが、追ってきたロディとマキにおだてられ、戻ることにした。その帰り道、三人は敵の監視衛星に遭遇し、中を調べるが、中はもぬけのカラだった。しかし、そこには帰ろうとする三人を見つめる怪しい二つの目があった。ジェイナス号に帰って来たスコットを、皆は喜んで迎えた。2058年、3月27日はスコットの誕生日であった。その日「艦長、ジェイナス号はもうおしまいだ」という無気味な声が響きわたる。全員で艦内を徹底的に調査することになった。すると、いろいろな場所で怪事件が起こり始める。格納庫の血の跡、突然動きだすシャワー、謎の光る目など。皆は事件の追求をスコットにつめよるが、突然、その時敵が出撃してきた!