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作品紹介

愛しのチィパッパ

1986(昭和61年)/12/20公開 93分 カラー   
配給:松竹 製作:松竹株式会社

父離れをしていないOL一年生が自立していく姿を描く。週刊『女性セブン』連載中のやまさき十三(作)、北見けんいち(画)の同名漫画の映画化で、脚本は「俺ら東京さ行ぐだ」の関根俊夫、監督は「祝辞」の栗山富夫、撮影は同作の安田浩肋が担当している。

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スタッフ

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ストーリー

中原里子は大手の弱電メーカーに勤めるOL一年生。父、修三の大学時代の親友で、入社の際お世話になった宗方が部長をしている総務部で仕事をしている。里子は出勤も修三と一緒、昼休みにも時々一緒に食事と父離れをせず、同僚の円子や由紀から“チィパッパの里子”と言われていた。初めてのお給料日、家族へのプレゼントを買って帰宅を急ぐ彼女は、建築デザイナーである姫田研二の車にぶつかってしまい、家まで送ってもらう。お詫びにと買って貰った高価なスカーフを有頂天になって見せびらかす里子に、修三は「返してこい」と怒るのだった。後日、里子は書類を届けに行った事務所で姫田と再会。彼に別居中の妻子がいることを知ったが交際を始める。社員旅行で箱根へ行った際、姫田からの電話での誘いで彼の別荘を訪ねた里子は、その別荘で一泊した。翌朝、帰宅した里子は修三の顔をまともに見ることが出来ない。だが、里子は姫田との交際を続けていく。ある日、宗方から姫田のことを知らされた修三は里子に交際をやめるよう説教をする。感情的になった里子は家を出て行くと宣言する。アパート暮らしを始めた彼女のもとを姫田が訪れた。姫田は娘が病気で妻とは別れられないことを告げ、里子は泣きながら姫田を追い返した。会社に辞表を出した里子は、旅行雑誌を作っている小さな出版社に自分の力で就職し、新しい生活を始めた。

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受賞歴

毎日映画コンクール男優助演賞(植木等)

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