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ＳＴＡＹ　ＧＯＬＤ

1988（昭和63年）/10/27公開　96分　カラー　　　
配給：松竹（受託配給）　製作：バンダイ / エムツーアールエフ / 鎌倉スーパーステーション

三人の少女が友人の自殺をきっかけに旅行へ出かけ、本当の友情を知るまでを描くストーリー。原案・脚本は「マリリンに逢いたい」の野沢尚が執筆。監督は村上修、撮影は「猫のように」の藤沢順一がそれぞれ担当している。

ストーリー

小学６年生の理沙、真琴、麗子は、ある日修学旅行に参加するが、仲良しの奈美がいないのに気が付いた。彼女はその朝に自殺していたのだが、教師たちはそれを生徒に隠そうとした。事実を知った三人は反発したが、教師に連れられて東京へ帰ることになった。しかし、理沙、真琴、麗子は若い二人の教師を撒いて、生前奈美が言っていた“永遠の友情”が得られるという伝説の泉を求めて冒険旅行に出かけてしまう。行く先は分水嶺のひとつの雫川。三人は奈美を死から救えなかったことから友情のもろさを思い知らされ、なんとしてもその泉を見つけたかったのだ。水車小屋の老人の指示で水源へと向かうが、あたりは次第に暗くなり、楽しいはずの冒険旅行も心細いものとなった。やがて雷雨となり、山道も険しくなってきた。道に迷った三人は絶望の淵に落とされたが、励まし合いながら激しい雨の中進み、分水嶺を目指した。翌日、雨あがりの朝、理沙、真琴、麗子は伝説の泉を見つけ、お互いの友情を確かめ合うように雫を口にするのだった。