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男はつらいよ・ぼくの伯父さん（第４２作）

1989（平成元年）/12/27公開　108分　カラー　　　
配給：松竹　製作：松竹株式会社

「男はつらいよ」シリーズ第42作。甥のために恋のコーチを買って出た寅次郎の珍騒動を描いたストーリー。原作・脚本・監督は山田洋次、共同脚本は朝間義隆、撮影は高羽哲夫がそれぞれ担当している。マドンナ役には壇ふみ。

ストーリー

寅次郎の甥・満男は浪人中の身であり、人生に悩んでいた。そんな時、寅が柴又に帰ってきた。息子の悩みにこたえきれないさくらは、寅に満男の悩みを聞いてくれと頼む。気軽に引きうけ、さっそく近くの飲み屋に満男を連れていき、そこで高校時代の後輩で佐賀へ転校してしまった泉という少女に恋していることを聞かされる。その夜、満男のことで博と大ゲンカした寅はいつものごとく家を飛び出してしまう。一方、満男は日に日に大きくなる恋心と進学の悩みから遂に親子げんかをし、そしてバイクに乗って泉のいる佐賀へと向かっていった。そこで偶然寅と再会した満男は、二人で泉の家へ訪れる。泉と再会し、楽しい毎日を送る寅と満男だったが、泉の伯父とけんかした満男は柴又へと帰ってしまう。そして、寅も後を追うようにまた旅立っていった。年が明け、いまだに泉のことが心残りな満男だったが、ある日家に帰ってみると泉が満男に会いに来ていたのだった。