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釣りバカ日誌２（第２作）

1989（平成元年）/12/27公開　96分　カラー　　　
配給：松竹　製作：松竹株式会社

やまさき十三と北見けんいち原作の同名漫画の映画化第２弾。釣りを通して親しくなった鈴木建設社員浜崎伝助と社長鈴木一之助との珍騒動を描く。脚本は山田洋次と堀本卓が共同執筆、監督は同作の栗山富夫、撮影は同作の安田浩助がそれぞれ担当している。

ストーリー

鈴木建設のぐうたら社員浜崎伝助（ハマちゃん）は、社内では内緒だが社長の鈴木一之助（スーさん）とは大変親しい釣り仲間であった。ある日、自らの老いと会社の問題に悩んだスーさんは、ふらっと旅に出てそこで弥生という女と出会い、愛しさを募らせていった。一方スーさんの身を案じて居所を探し当てたハマちゃんは、女連れのスーさんに腹を立てる。困ったスーさんは弥生を自分の娘だとごまかしてしまった。東京に帰ったスーさんは思わぬ所で弥生と再会する。弥生がスーさんの娘だと信じ込んでいるハマちゃんは、二人を釣りに誘い親子水入らずの姿に満足するのだった。ところが、そのことがスーさんの妻の耳に入ったため、嘘を知ったハマちゃんは再びカンカン。そしてそんな時、弥生は他の人との結婚を決意していたのだった。すっかり冷め切ったスーさんは、なんとかハマちゃんとも仲直りし、また二人で釣りを楽しむのだった。