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作品紹介

119

Quiet Days of Firemen

1994(平成6年)/11/5公開 110分 カラー ヴィスタ 映倫番号:114299 
配給:松竹 製作:松竹 / テレビ東京 / イメージファクトリー・アイエム

この作品の主人公は消防士である。だが、「119」は火災時での消防士たちの勇敢な活躍を描く作品ではない。逆に、この作品の中では一切火災は発生しないのである。この作品の舞台として、ここ18年間火災が起こったことのない架空の町を設定。このような町であっても、消防士たちは万が一の火災に備えて常に待機していなければならない、彼らにとっては、ほとんど起こることが来たいできない火災を”待つ”こと事態が仕事なのである。

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ストーリー

海沿いの小さな町、波楽里町。スナック″ハーベスト″に集まる隊長の津田達哉以下、石井信幸、森下寛、中江雄一、松本聡ら波楽里消防分署の隊員たちは、今日も平穏な日々を送っていた。だがある日、東京の大学から研究室の同僚・田口秀樹と共に蟹の採集にやって来た日比野ももこが、伯母の靖代が営む鴨下豆腐店に滞在することになり、彼らの周辺はにわかに活気づいていく。看護婦にフラれたばかりの信幸も、5年前に交通事故で妻を失くし、父・将次、息子・賢治と3人暮らしの達哉も、みんなももこに一目惚れしてしまう。争って豆腐を買いに走ったり

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