2001(平成13年)/7/20公開 90分 カラー ヴィスタ 映倫番号:115974
配給:松竹 製作:円谷プロ / 映画ウルトラマンコスモス製作委員会
TV新シリーズ開始を受けて、それより8年前、新世紀のニュー・ヒーロー、ウルトラマンコスモスと主人公・ムサシの出会いを、宿敵バルタン星人との戦いの中に描く特撮ヒーローもの。監督は「怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス」の飯島敏宏で、脚本も監督自ら(千束北男名義)が執筆。撮影を「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」の大岡新一が担当している。主演は、子役の東海孝之助。
皆既月食を観測しようと森林公園でキャンプしていた小学5年生の少年・ムサシは、バルタン星人との戦いで傷つき倒れていたウルトラマンコスモスと出会い、彼を助けたことから真の勇者のみが持つことを許される輝石を与えられるが、誰もウルトラマンコスモスに会ったことを信じてくれない。そんな矢先、遺跡公園に伝説の薬使獣・呑龍(ドンロン)が出現した。だが、それは自らの失敗から破滅させてしまった故郷の星を捨て、地球移住計画を企むバルタン星人の仕業だったのである。異星人との共存を迫られる人類。大人たちが恐れる中、しかし、ムサシは理解し合えば異星人との共存もまた可能だと思うのだった。それから数日後、再び人類の前に現れたバルタン星人は、人類に対し宣戦布告、攻撃を開始した。宇宙や地球の謎、宇宙人と人類の問題に取り組むボランティア組織・SRC(科学調査サークル)が平和的解決に臨むも、防衛軍国家緊急部隊・シャークスに邪魔され、却ってバルタン星人を暴れさせてしまう結果に。