2002(平成14年)/8/10公開 109分 カラー シネマスコープ 映倫番号:116387
配給:松竹 製作:松竹株式会社
なじみハマちゃん、スーさんの釣りバカコンビが、富山を舞台に騒動を繰り広げるコメディ・シリーズの通算15作。監督は「釣りバカ日誌12」の本木克英。やまさき十三、北見けんいちによる原作コミックを下敷きに、「釣りバカ日誌12」の山田洋次と朝間義隆が共同で脚本を執筆。撮影を「釣りバカ日誌12」の花田三史が担当している。主演は、「陽はまた昇る」の西田敏行と「大河の一滴」の三國連太郎。ゲストスタアとして、「ギブリーズ episode2」の鈴木京香、「ホタル」の小澤征悦、「猫の恩返し」の丹波哲郎が出演している。
富山の老舗薬問屋・黒部屋天狗堂の会長で、釣り仲間である黒部から美術館建設の仕事を請け負ったものの、そのデザインを巡ってトラブルが発生したハマちゃん。鈴木建設設計部のエースであり、ミス・スズケンと呼ばれる桐山桂と富山へ飛んだ彼は、なんとか黒部を説得し事態を収拾、余った時間で黒部と釣りを満喫することが叶う。ところが、そんなハマちゃんに黒部が桂を自分の息子の嫁に欲しいと言い出した。変わり者の黒部だけに、機嫌を損ねては契約がご破算になってしまう。しかも、桂には透と言う秘かな想いを寄せる人がいた。困り果てたハマちゃんは辞表を出す覚悟でスーさんと桂と共に富山へ行くが、実は黒部の息子には既に妻子がいたことが発覚。こうして危機を乗り越えたハマちゃんは、美術館起工式を済ませ、スーさんと富山湾で釣りを楽しむのであった。
釣りバカ日誌シリーズ(20)