2004(平成16年)/4/24公開 141分 カラー シネマスコープ 映倫番号:116728
配給:松竹 製作:松竹 / プログレッシブピクチャーズ / エレクトリック・ゴースト / 衛星劇場 / テレビ朝日 / 朝日放送 / タカラ / 伊藤忠商事 / TOKYO FM / イーソリューションズ / 菱和ライフクリエイト / ビッグショット
日本屈指のビジュアル・クリエイターたちが総力を結集し、その集大成とも呼べる作品。監督・脚本・撮影監督・編集を務めるのは、紀里谷和明。ファッション雑誌、広告、CDジャケットの写真、ミュージックビデオの演出などを手がけてきた気鋭のクリエイターである。映像界・各分野で活躍する日本人のクリエイターたちが『CASSHERN』に新たな命を吹き込み、壮大なスケールで展開される物語は衝撃をもたらす。『CASSHERN』は、日本映画の覚醒であり、映像の真のレボリューションである。
そこは、われわれが歩んできた歴史とは全く異なる歴史を歩んできた世界。大戦は50年も続き、勝利した大亜細亜連邦共和国はユーラシア大陸一帯を支配するに至った。しかし勝利で得た物は人心の荒廃に、化学兵器、放射能などの後遺症と荒れた大地だけであった。人類は座して緩やかな終焉を迎えるだけなのか?再生の道はないのか?解決策を提唱する人物がいた。東博士だ。彼は人間のあらゆる部位を自在に造り出す「新造細胞」理論を提唱。実験を重ねる中、故意か必然か、実験場から生まれた新生命体・新造人間。人類は神の領域へと踏み込んだのだ。しかし、人類を救済するはずだった「新造細胞」は、人類へ滅びの道を歩ませようとしていた・・・・・・。