2021(令和3年)/10/1公開 134分 カラー
配給:松竹 製作:松竹
「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化した『護られなかった者たちへ』。
容疑者・利根を演じるのは、ヒューマンドラマからアクションまで様々な役柄を演じ抜き、日本のエンターテイメント界で傑出した存在となった佐藤健。彼を追う刑事・笘篠役には、多彩かつ重厚な存在感で今や日本映画界を牽引する阿部寛。今最も観たい最強の共演が実現した。さらに、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でも注目を集める清原果耶をはじめ、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人と、豪華実力派キャストが集結。日本中を衝撃と感動で包み込む、第一級のヒューマン・ミステリー。
東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま放置され“餓死”させられるという不可解な殺人事件が相次いで発生。被害者はいずれも、人格者として知られた人物だった。捜査線上に浮かんだのは、別の事件で服役し出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は、利根と被害者たちとの接点を見つけ出し彼を追い詰めていくが、決定的な確証がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた―なぜ、このような殺し方をしたのか? 利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく―