2009(平成21年)/8/29公開 156分 カラー ビスタ
配給:東宝 製作:映画「20世紀少年」製作委員会
製作委員会:日本テレビ・小学館・東宝・バップ・読売テレビ・電通・読売新聞・シネバザール・オフィスクレッシェンド・ディーライツ・STV・MMT・SDT・CTV・HTV・FBS
“ともだち暦3年”(西暦2017年)。世界は「世界大統領」として君臨する“ともだち”に支配されていた。殺人ウィルスが蔓延した東京はそびえ立つ壁により分断され、都民の行動は完全に制限されていた。そして“ともだち”は「8月20日正午、人類は宇宙人に滅ぼされる。私を信じる者だけが救われる」と説いた。一方、“ともだち”の追手から逃れ、身を潜めているかつての仲間たち――。反政府組織“ゲンジ一派”を率いるヨシツネの元から離れたカンナは、より過激な組織“氷の女王一派”を束ね武装蜂起を企てる。かつて母親代わりだったユキジは彼女の身を案じるが、暴走を止められないでいた。国民的歌手・春波夫と行動を共にするマルオは、行方不明になっていたケンヂの姉・キリコの居場所を突き止める。そこには同窓会以降失踪していたケロヨンの姿があった。その頃、分断された壁の向こう側で、ある男が厳重警備の関所を越えようとしていた。ギターを抱え、矢吹丈と名乗るその男はこう呟く。「俺は会いに行く、カンナに」ケンヂは本当に生きているのか? 8月20日に“ともだち”が企てる最後の計画とは?そして、“ともだち”の真の正体とは!?